商品は、それぞれが持つ特質ゆえに、独自の流通経路を形成しています。
その中から代表的な商品分野についてご紹介します。
今回は「生鮮食品」です。
生鮮食品とは、食べる段階まで鮮度が一定に保たれなくてはならない食品です。
具体的には、青果や食肉、水産物の3分野になります。
<特徴>
・低温維持・・・品目によって定められた低温を維持
・間断なく・・・流通過程の一部でも、常温の部分があってはならない
・日持ちしない・・・食べて安全な期間が品目によって定められている
消費期限・・・製造または加工の日を含めておおむね5日以内に品質が劣化する食品に記載
賞味期限・・・品質の劣化が比較的ゆるやかな食品に記載
・季節性・・・一定の季節に収穫が集中するものがあり、価格に影響を与える
・天候不順など・・・予期しない自然現象によって生産量、価格が大きく変動する
・汚染・病害・・・ダイオキシン、カドミウムなどの有害物質は、野菜類、魚介類に汚染をもたらすBSEや鳥インフルエンザなどの病害で撤収を余儀なくされた事例もある
<流通>
重要な役割を果たすのは、卸売市場です。
・中央卸売市場・・・全国約90ヵ所。地方公共団体が農林水産省をの許可を受けて開設
・地方卸売市場・・・全国約1,400ヵ所。都道府県知事の許可が必要
関わる関係者は下記の通りです。
・生産者・・・農家など
・出荷団体・・・農協、経済連など
・卸売業者・・・せり人
・仲卸業者・・・仲買人
・売買参加者・・・量販店、地方卸売業者など
・買出し人・・・小売業、飲食店など
卸売市場の仕組みは、主に下記の2通りにになります。
・生産者⇒出荷団体⇒卸売業者⇒仲卸業者⇒買出し人⇒小売店⇒消費者
・生産者⇒出荷団体⇒卸売業者⇒売買参加者⇒量販店⇒消費者
卸売業者は産地から買い付け、仲卸業者にせりではなく、相対(交渉して値段を決める)で販売するケースがあります。
一般の小売店は、商品の品質、価格とも仲買人の手にゆだねられる為、仲卸業者との良好な関係構築が不可欠です。















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